長き時の
外観上の大きな変更点として、機体各所にブルーメタル製ブレードが多数装備されている。
生成に莫大な時を要するブルーメタルだが、千年を越える時間を経た事で、充分な質・量を確保する事が可能となった。
これらは、背部のものと比べ規模は小さいながら、インパクト・ドライブの機能も内蔵しており、更にブレード状となった事で、インパクト・ドライブの為に特化した四角錘形状と違い、攻撃・防御・機動 全てに柔軟な応用が可能となっている。
とはいえ、元々 背部の一基のみで機体制御していたものを、全身に分散配置したのは、GAINの
逆説的では あるが、嵯峨の論理演算能力の異常な高さが見て取れる。
また、嵯峨を失った事で、無制限のエネルギーを行使する事は出来なくなった為、補助エンジンとして新たに核融合動力炉を獲得している。
更に、同様の理由から、嵯峨の能力に依存していた装備(ブレイカー・ライフル 等)は使用不可能となっている。
新規に装備された肩部のモジュールは、本体とは別個に動力炉を持ち、攻防に使用可能な各種装備を内蔵する。
防御機構の幾つかも復活しているが、ディメンジョン・クリスタルは失われたままの為、替わりに両腕に複合機能を有する小型シールドが装備されている。
これに伴い、単機でのHFドライブは不可能となっている。
また、内部構造がマシンセルの単純集合構造から変化した事で、嵯峨でなくとも操れるようになっている。
ただし、あくまでGAINによるGAINの為の機体である
ある意味では、G・サジタリアス艦載機群の特徴を全て兼ね備えた、真の最終形態とも言える。
嵯峨の操っていた頃からすれば、パワーダウンは
最大の攻撃は、シールドの爪状三連ブレードを展開、両手を組み、インパクト・ドライブ全開で突撃する「G・C・C(ギガ・クロー・クラッシャー)」。
突撃する際 機体前面に展開されるフィールドが、ディメンジョン・クリスタルに近い性質を持つ為 可能な、荒技。
本来ならば名称は「コスモ・シャドウ 改・改」である筈だが、搭乗者に名乗ったGAINの名が、そのまま呼称となる。
変更箇所・装備の多くは、元々 嵯峨が
○SPEC
型式 | 可変戦闘モジュール(特殊汎用万能機動兵器) | ||
制式番号 | XBH-01-3 | ||
呼称 | ガイン | ||
全長(巡航形態) | 22.1m(キャノン含む) | ||
全高(人型形態) | 20.6m(自由稼動するキャノンを含む為、変動あり) | ||
頭頂高 | 18.5m | ||
キャノン長 | 21.4m | ||
通常時重量 | 17.3t | ||
発動機 | HTハイパートリチウム−11A型発動機 | ||
コンピュータ | G・サジタリアス搭載ブラックボックス・コピー | ||
搭載AI | GAIN(Guardian・Advanced・Intelligent・Navigater) | ||
構造 | 単分子結晶モノコック構造 | ||
構造材 | 不明(一部ブルーメタル) | ||
エンジン | フォトン・デジェネレイト・エンジン | ||
サブエンジン | 核融合動力炉 | ||
推進装置 | インパクト・ドライブ | ||
防御システム | (外層から) グラビトン・ウォール 超伝導バリア(反発フィールド発生器) EMC(Electro-Magnetic-Cyclone) 及び兵装転用 |
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武装 |
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特殊装備 |
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乗員 | 1名 | ||
補足 | 主な変更点 : 各ハードポイントへの、複合機能ユニットの追加装備(取り外し不可) 応急装備ゆえに、常にマニピュレータで保持していたビーム・ブレードが、格納可能となった |
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